岩手県北上市は岩手県でも最も寒暖の差が大きいところです。寒暖の差が大きいというのは美味しい農産物を作るためには、非常に有利です。寒暖の差が大きいと有利な理由は、夜間の呼吸量の減少によります。夜間涼しければ涼しいほど呼吸量が減るために、昼につくられた糖の消費が少なくて済むためです。稲は昼間の光合成でデンプンをつくり、夜間に穂へ蓄えます。夜の気温が高くなると、蓄えたデンプンを消費してしまうので夏でも朝晩の涼しい北上市は米粒の大きい、炭水化物（甘み）とアミノ酸（旨味）をしっかり蓄えさせた完熟したお米をつくるための栽培にとって非常に有利となるのです。

豪雪地帯にある山間部の雪解け水は、米作りに必要な水量をもたらすだけでなく、多くのミネラルを含んでおり、水田を豊かにします。西部開発農産では広葉樹種の豊富な奥羽山脈の自然の森に降った雨が染み出されて川になり流れてきた山間部のダムから直接、ミネラルなどの栄養分が豊富な水を農産物の栽培に使用しています。また、深水管理により水温を安定させ、しっかりとした根や茎をつくっています（浅水管理だと日中の水温が高温になるため、根の活力が低下しやすく、夜間は低温となり分げつが促進され細茎になりやすい）。美味しい農産物を作るために最適な水を使っていることは非常に有利となるのです。

「どこよりもおいしいお米を作る！」そんな米作りにかけるひたむきな情熱は創業者の先代から受け継がれています。常に向上心を忘れずに、シリカを使用して茎を太く、粒を大きくするように栽培したり、植栽間隔を広くして稲の光合成を促進するようにしたり、生産性よりお米の食味向上につながる土づくりに熱心に取り組んだり、収穫したお米を除湿乾燥でゆっくりと自然に近い高品質乾燥を行うことで、甘みのある、あらゆる美味しい米作りにつながることにこだわりを持って取り組んでいます。本当に米がおいしくなるようにたくさんある管理作業の総合力を支える人材を有していることは2014年のお米番付で優秀金賞を受賞する結果に結実しました。

ひとめぼれ

～家庭用米のスタンダード

東北を代表する「ひとめぼれ」は、長らく日常用米として多くの人に愛されてきました。ソフトな味わいと優しい食感が特徴となっており、バランスのとれた、どんな料理にでも合う、名脇役というに相応しいいぶし銀な味わいが魅力です。

銀河のしずく

～岩手の本気が生んだブランド米

岩手の本気が生んだブランド「銀河のしずく」は、岩手県で開発した品種ではじめて、食味ランキングで最高評価の「特A」を受賞。炊き上がりが白く、つやのあるお米です。大きい粒やほどよい粘り、かろやかな食感が調和し、バランスのとれた食味が特徴です。

ミルキークイーン

～モチモチ食感の最高峰

コシヒカリの突然変異により生まれた半モチ形質の品種で、もち米に近い特性を持っている低アミロース品種のお米。コシヒカリよりも粘りが強くモチモチした食感と、「ミルキー」の名のとおり乳白色が特徴。冷えても固くなりにくく、おにぎりやお弁当のご飯に最適。

ササニシキ

～お寿司屋さんから絶大な支持

コシヒカリとは対照的な、あっさりとクセのない味が特徴で、特に寿司屋ではよく使われている。小粒でしゃっきり、あっさりとした食感を持っており、噛むほどに増すほのかな甘みがある。しかし、長時間の保温には弱い面がある

西部開発農産は岩手県北上市内の全域に約300haの田んぼを管理しています。昔から米が美味しいと言われる地域で、さらに、肥沃な土壌であること、雑草や病害が発生する可能性の少ない田んぼで農薬節約栽培し、収穫したお米を「せいぶ農産米」として販売しています。「せいぶ農産米」は約3haという希少な田んぼから収穫したお米です。この「せいぶ農産米」の定期購入会員の皆様には、収穫した米を玄米として低温倉庫に保管し、お客様がお米を必要とする時期に精米して毎月宅配便でお届けしますので、農家のお米と同じ、新鮮でおいしいご飯が年中食べられ、家族が笑顔になれます。このお米は一般米とは区別して出荷していますので、ここから購入するお米は間違いなく美味しいお米と断言できます。

ＪＧＡＰは、食の安全や環境保全に取り組む農場に与えられる認証です。JGAPは、農場やJA等の生産者団体が活用する農場・団体管理の基準であり、認証制度であり、農林水産省が導入を推奨する農業生産工程管理手法のひとつです。

第三者機関の審査により、JGAPが正しく導入されていることが確認された農場には、JGAP認証が与えられます。

西部開発農産の農場にはJGAP認証が与えられています。

適切に管理されている農場だから、安心安全な農産物を提供することができます。JGAP農場は、消費者の皆さまにとっても、農産物のバイヤーの皆さまにとっても、安心して購入・取引できる農場です。良い農産物選びは良い農場選びから始めましょう。

米の保管は専用の低温倉庫にて保管するため、夏を越しても品質を保持しています。お米は精米した瞬間から急激に鮮度が落ちて行ってしまいます。たとえ、スーパーで買ってきたばかりのお米でも精米時期が古ければ残念ながら新鮮とはいえません。

せいぶ農産米は、精度の高い精米施設で、ご注文を頂いてから精米をしてお客様のところまでお届けしますので精米したての味を提供できます。一般的に美味しくお米を食べられる保存期間は、精米してから春は1カ月程度、湿気の多い梅雨や夏は3週間程度、冬では2カ月程度と言われています。できるだけ1か月で食べきれるパッケージサイズのお米の購入をお勧めします。毎月の定期購入をお申し込み頂ければ、毎月、精米したての新鮮なお米を食べられますので毎日の食生活はぐっと豊かになります。

精米したてのお米のおいしさを是非、味わってください。

もう二度と今までのお米に戻ることはできなくなります。

 ＞やっぱりごはんでしょ！

商品の価格はすべて税込み価格です。