一番のポイントは低温長時間冷蔵法による発酵!
「おうちパン」の代表講師、吉永麻衣子さんにレシピを作成いただきました。
吉永麻衣子さん
毎日食べるパンをシンプルな材料でおいしく、かつ簡単に作れるパンレシピを提案。日本全国・世界各国に広がる「おうちパンマスター」認定制度を立ち上げ、代表講師として活動中。著書に「冷蔵庫で作りおきパン いつでも焼きたて」「冷蔵庫で作りおきパン 切りっぱなしでカンタン」(ともに主婦の友社)、「前の日5分→朝10分で焼きたて!簡単もちもちスティックパン」「ただ材料を混ぜるだけ、発酵は冷蔵庫におまかせ!簡単もちふわドデカパン」(ともに新潮社)、「おいしいかわいい ちいさいパン」(マリン企画)などがある。
材料(1個分)
◆保存容器に、ネバリゴシを180g、塩を2g、インスタントドライイーストを2g
◆ちいさなボウルに、水を140g
◆そのほかにオリーブオイルを大さじ1~2杯、お好みのハーブを適量、岩塩を適量
つくりかた
①計量
それぞれ計量する。
②こねる
保存容器の中の材料をスプーンでひと混ぜし、水の8割を入れてスプーンで混ぜる。少し混ぜたら、粉っぽいところにめがけて残りの水を入れ、さらに均一になるまでスプーンで混ぜる。
③発酵
冷蔵庫で8時間以上置く。※1日1回スプーンに水をつけて混ぜれば5日間使用可能
④成形
蓋を開けて表面に粉を手につかない程度振り、カードを保存容器の壁に1周差し込む。アルミホイルを敷いた天板に保存容器をさかさまにして置き、生地が落ちるのを待つ。落ちたら三つ折りにする。オリーブオイルをかけ、指で20か所程度穴をあける。岩塩とお好みでハーブをかける。
⑤仕上げ発酵
40℃で30分程度(オーブンに発酵機能がなければ常温でもOK。ただし、1時間ほどかかるので見た目で判断すること。)、型から生地の頭が見えるぐらい発酵する。
⑥焼き上げ
トースター 1000Wで8分程度焼く。
オーブンを200℃に予熱し、生地を入れて15分。※焼温度、時間は目安です。様子をみて火を通してください。
材料(7個分)
◆おおきなボウルに、ネバリゴシを200g、塩を3g
◆ちいさなボウルに、水を95g、牛乳を40g、インスタントドライイーストを2g
◆そのほかにバター(有塩・無塩どちらでもOK)を5g、フィリング用有塩バターを6g x 8個分、トッピング用岩塩を適量、トッピング用ピザ用チーズを適量
つくりかた
①計量
それぞれ計量する。ちいさなボウルのイーストは水と牛乳に合わせたものの表面にぱらりと入れて1分ほど置くと溶けてくる。
②こねる
ボウルの中にイーストの溶けた仕込み水を入れて、ゴムベラでこねる。ある程度こねたら手でこねてひとまとめにする。バターを入れてさらにこね、テカリがなくなればOK。
③発酵
冷蔵庫で8時間以上置く。※1日1回丸めなおせば5日間使用可能
④成形
生地を出してめん棒で7ミリの厚さになるよう長方形にひろげる。横長に置き、2等辺三角形を8つ作る。三角形の底辺に細長くカットしたバターを置き、巻いていく。巻き終わりを下にしてアルミホイルを敷いた天板に置き、岩塩かチーズを置く。
⑤焼き上げ
トースター 1000Wで8分程度焼く。
オーブンを200℃に予熱し、生地を入れて15分。※焼温度、時間は目安です。様子をみて火を通してください。