株式会社西部開発農産は来る10月6日(金)より自社生産の「きたかみ牛」をはじめ、米、小麦、味噌や野菜などを使用した料理を提供する直営店「せいぶ農産発 焼肉DINING まるぎゅう」を地元北上市に開店致します。
当社は昭和61年に創業し今日に至るまで郷土の農地保全に努め、耕作面積は850haを超える日本最大級の農業生産法人となるまでに成長してまいりました。私たちは「食」という、人間が生命を維持していく上で必要不可欠なものを生産していることに自信と誇りを持っています。2017年3月には食の安全、環境保全型農業、労働安全と労働福祉に配慮した農場管理を行う農場・団体で生産された農産物であることを表すJGAP認証を受けました。また、5年に一度行われる、日本で一番能力の高い和牛を決める祭典「全国和牛能力共進会」に今年行われる宮城大会に岩手県代表として前回の長崎大会に引き続き、当社から2頭が参加しています。
しかしながら、TPPや米国による農畜産物の貿易自由化が進むことで今後の日本の農業はさらなる競争激化にさらされることが予想されており、国内農畜産物の付加価値向上をさらに高めていく必要性が生じてきております。
このような事情を鑑み、当社は国の政策である六次産業化推進に同調し自社生産物の加工から販売まで一元的に手掛け、農事法人として永続的な発展を図るために「顔の見える」生産者として消費者と直接信頼で結ばれる関係を築いていきます。