とうぎん・もりしん・LiMiTマルシェに出店しました。東北銀行・盛岡信用金庫・JR東日本東北総合サービス株式会社の主催で盛岡駅2階北側コンコースで過去最多となる14社が2日間にわたって出店したのですが、スキー客、外国人観光客も多く、たくさんの人が行き交うなかで販売を行いました。弊社は初出店で、「ひとめぼれ麺(そば・うどん・そうめん)」と「きたかみ牛すじカレー」を販売しました。他店をみると、スイーツのような単価の低いものを高回転率販売するところ、日本酒のような単価の高いもので顧客に試飲をさせながら、じっくりと会話しながら販売をするところが売上を伸ばしている印象を持ちました。鉄道の駅構内は人の出入りが激しいので、出店を希望するところが多いのですが、弊社も一度、機会があれば出店してみたいと思っていました。出店料は一般的に高額なため、今回、費用対効果に見合う商品や業態は限られてくるのが実際だと思いました。
このマルシェで感じたのは、お客様との会話で、商品のどの点に関心を持っているのか、どういう感想を持ったかを把握できたことです。出店場所に来るお客様の属性が、商品企画段階で想定したターゲット顧客層とは違うということはよくありますが、それでも顧客の実際行動、真実の瞬間はこういう時でなければわかりませんし、このようなステップ(テストマーケティング)を踏まずに商品化をすると失敗するのでしょう。商品企画側(企業側)の思いと実際の消費者の行動(消費行動)には必ずギャップが生じていますが、これを把握しないで商品化すると間違うと思います。商品化におけるテストマーケティングの重要性、顧客の声を聞き、仮説検証しながら商品化する必要性を痛感した2日間でした。