南いわてeコマース活用セミナー第2回

 南いわてeコマース活用セミナーの第2回に参加してきました。テーマは「eコマースにおける課題と売上拡大の取り組み」ということでSNSによるマーケティングを指導している㈱ガイアックスの重枝氏に講演いただきました。事前に伺いたいこととして事業会社のSNSによるマーケティング具体例を知りたいと連絡していました。

 SNSは、TwitterInstagramなど昔から使っていたつもりだったのですが、講演を聞いて、まだまだ知らないことがいっぱいあるなと気が付きました。特にビジネス活用となると、企業広告が費用対効果をなさなくなった今、いかに消費者に自社やブランドを話題にしてもらうかは非常に重要になってきています。

 勇気づけられたのは、大企業のナショナルブランドが中小企業のスモールブランドに牙城を侵食されて危機感を持ち始めたことです。お金をかけなくてもSNSで話題になれば売上拡大できたスモールブランドの事例がシャンプーの「BOTANIST」などで現れています。それだけ、SNSで消費者に受け入れられたプレミアム商品のブランド化に成功していることに大企業も関心を高めているということです。

 

 自社や自社商品の認知を広げるためにはSNS活用が重要な位置を占めてきているのはわかったのですが、本質的にはいかに自社や自社商品のブランド化を行うかは、お客様が評価してこそ生まれるものなので、自社の活動や商品開発にあたっては他社とは違う何かを見つけ出し、それを発展・創造し、共感されるよう広く認知させていかなければならないのでそこが最重要だなと思いました。