5月から7月は繁忙期で次々に作業があります。田植えが終わったら牧草の収穫作業、そして大豆の播種です。写真は大豆の播種作業です。まず、耕起ですが、農作業というと【土を耕す】作業を想起するほど、農作業につきものの作業です。しかし、田畑はむやみやたらに耕せばよいというわけではありません。それだけに耕起に使用する農業機械も様々な種類があります。下のスライドにある最初の作業はプラウ耕起といってプラウは日本語でいうと、鋤になります。次に耕起後に土の表面が凹凸になるので整地作業に入ります。パワーハローやディスクハローという砕土・整地用機械を使った整地作業です。続いて填圧作業に入ります。ケンブリッジローラーを使って圃場の土を締め平らにします。それからようやく、播種作業に入ります。今年は「岩手みどり」の播種から始めました。緑色の豆ですが「青大豆」に分類されます。脂肪分は他の大豆に比べて少なめで、味の濃い大豆です。きな粉やずんだもちに使われますが、緑色の豆腐をつくるためにも使われているのです。北上では煮豆やひたし豆にして食べている人もいます。秋の収穫まで良い天候に恵まれることを祈ります!