東京、御茶ノ水にあるホテル東京ガーデンパレスにおいて全国農業再生推進機構と日本米穀小売商業組合連合会が主催・開催する「お米マッチングフェア2018」に出展しました。このフェアはお米マイスター全国ネットワーク会議に併設される形で全国のお米マイスターを中心に約200社の米穀店や外食・中食業者が来場しました。11時から16時までで実質は出展時間が短かったにも関わらず、玄米の見積依頼や輸出の案件などいくつか頂くことができました。普段、一般消費者と接している小売店は消費者ニーズをよく知っており、お米に対するこだわりも強いと感じました。国内需要が減退を続けている中、お米がどのように作られているのか、ご飯のすばらしさや大切さなどを、お米の専門家として伝えているお米マイスターの人たちの声をよく聴いて生産者として何ができるかを考えて対応していきたいと思いました。また、生産者側の出展をみて他の生産者の動向もよくわかり、参考になりました。有機栽培のお米や化学肥料不使用で除草剤成分の使用も限定した独自基準の特別栽培米などの展示が目立っていました。パッケージもキューブ型などの小口のものが目立っていました。しかし、お米マイスターの人たちから大規模農業生産法人に対する期待も伺うことができました。今後は卸や商社ばかりでなく、小売店や外食・中食業者の声も聴いていきたいと感じました。