本日より3か月間、ガバメントクラウドファンディング(GCF)に挑戦します!ガバメントクラウドファンディングとは耳慣れない言葉ですが、ふるさと納税制度を活用して行うクラウドファンディング(※)のことを言います。※クラウドファンディングとは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す造語です。
自治体が抱える問題解決のため、ふるさと納税の寄付金の「使い道」をより具体的にプロジェクト化し、そのプロジェクトに共感した方から寄付を募る仕組みです。サービス名をガバメント(政府の)クラウドファンディングと名付けた由来は、地方自治体(ローカルガバメント)が同じ課題を抱え、その課題解決のために広域でそのプロジェクトを行った場合、政府(ガバメント)が行うような大きな課題解決ができると考えたからです(ふるさとチョイス「GCFとは」から引用)。今後は日本全体の課題解決のツールとして、ガバメントクラウドファンディングを広げていきたいと思っているとのことです。
今回、西部開発農産として「6次産業化と産直ネット販売で農業を成長産業へ!」と銘打ったプロジェクトを立ち上げました。経緯・理由の詳細については、プロジェクトページを参照頂きたいのですが、端的に言えば様々な日本の農業問題の背景にあるのは今の農業では儲からないということです。海外農産物との競争に晒されることが不可避と予想される状況でいつまでも日本の農業は政府からの補助金頼みで良いはずがありません。数十年来、日本の農業は農家の数が減少し続け、農業主体が農家から法人へ移行してゆかざるを得ない状況ですが、問題の本質は当然の使命である営業黒字の体質や継続性あるビジネスの仕組みに変えていかなければならないことにあります。今回、このプロジェクトを立ち上げたのは6次産業化と産直ネット販売でこの問題解決の流れを作って次世代にバトンを渡していきたいという想いからです。弊社は加工品の販売や直営焼肉店の運営で既に6次産業化に取り組んでいますが、今回、より一般消費者との距離を縮めるために産直ネット販売に力を入れていこうと考えています。そのための大都市圏への告知のための広告宣伝費や新商品開発費(きたかみ牛のレトルトカレー)は北上市から新事業創出支援事業補助金を活用しています。農業の問題は弊社や北上市だけでなく、全国的に同様な問題を抱えていると思いますが、今回の一歩は農業の問題を解決する尖兵となることを期して踏み出しました。このページをご覧いただき、このプロジェクトにご賛同頂ける方は是非、寄付をお願いします。なお、ふるさと納税をすると納税額の3割に相当する額の返礼品をもらえる上に、寄付した本人の給与収入とその家族構成により変わってきますが、寄付額は所得税及び個人の住民税から控除されるという(2,000円は手数料がかかります)、使わないと損すると言っていいくらいの制度です。これから年末までふるさと納税を利用するピーク期になります(年明けに税金の控除申請をする)が、今回、このプロジェクトに1万円を寄付していただければ、弊社直営店で使える3,000円分のギフトカードを返礼品としてもらえます。本ガバメントクラウドファンディングに限り、北上市民の方も提供するお礼の品を選択することができますので宜しくお願い致します。